レベリングが優れている。
皮膜物性が良い。
液管理が容易である。

円

MSDSあり

技術解説あり

硫酸銅	210g/L
硫酸	55g/L（30mL/L）
塩酸（又は塩化ナトリウム）	0.15mL/L（塩化ナトリウムの場合は0.1g/L）
メイキャップカパラシド210	7mL/L
カパラシド210A	0.5mL/L
カパラシド210B	0.5mL/L

【建浴手順】
1. メッキ槽の約半分の所まで水道水を加える。
2. 攪拌しながら、必要量の硫酸銅を加える。
3. 攪拌しながら、必要量の硫酸を少しずつ加える。(反応熱注意)
4. 攪拌しながら、必要量の塩酸 (又は塩化ナトリウム)を加える。
5. メッキ槽の約8 割の所まで水道水を加える。
6. 硫酸銅が完全に溶解されるまで攪拌を続ける。
7. ろ過機にろ過助剤と活性炭をプレコートして、液を1〜2 時間ろ過する。
8. ろ過機を止めてから、必要量のメイキャップカパラシド210 を攪拌しながら加える。
9. 攪拌しながら、必要量のカパラシド210A を加える。
10. 攪拌しながら、必要量のカパラシド210B を加える。
11. 液面まで水道水を加える。
12. 液温度を25 ℃に調節する。

組成	濃度（許容範囲）	補給
硫酸銅	210±10g/L（190〜230）	汲出補給
硫酸	55±5g/L（45〜65）	汲出補給
塩素	60±10mg/L（40〜80）	分析補給
メイキャップカパラシド210	7±2mL/L（4〜10）	汲出補給又は25±10mL/kAh
カパラシド210A	0.5±0.2mL/L（0.2〜0.8）	75±25mL/kAh
カパラシド210B	-	75±25mL/kAh

液温度（許容範囲）	25±2℃（20〜30）
攪拌	激しいエアーブロー
ろ過	活性炭を含まない連続ろ過（3回転/h以上）
陰極電流密度	3±1A/dm2（浴電圧：6V前後）
陽極電流密度	1.5±1A/dm2

タンク	補強されたPVC又はPP
エアー攪拌	攪拌パイプは、内径φ20 又は25 mm のPVCパイプを使用する。 品物と攪拌パイプの距離は、10 mm 以上あけて設置する。 攪拌パイプは、品物の平行真下に設置する。 攪拌パイプの穴位置は、φ1 mm の穴を底面方向へ45 度の角度で左右千鳥に 10 mm 間隔で開ける。 風量：15±5 m3/h/m2
機械攪拌	必要に応じて設置する。 水平又は垂直揺動： ストローク幅: 50〜100 mm ストローク速度: 1〜3 m/min.
加温／冷却	必要（石英、テフロン／チタン、テフロン）
陽極	含リン銅(P: 0.02~0.05 %)をチタンケースに入れて使用する。 アノードバックは耐酸性の合成繊維製の物を使用する。
ダクト	必要に応じて設置する。

水洗水	通常の中和沈殿で処理されます。
濃厚液	廃液処理業者へ処理依頼される事をお勧めします。

【注意】
各地域の排水基準に合わせて処理して下さい。