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≪ 表面処理 ≫
研磨剤
電解研磨 |
電解研磨 |
特徴
電解研磨は電解研磨液と呼ばれる酸性液体にワークを漬け込み、ワークを陽極とし、容器を陰極とし電流を流すと、ワーク陰極側に面した表面の鉄やニッケル原子が酸性液体に微量溶け出し、ワーク表面がエッチング(研磨)されます。
パイプ状のワークの場合、陰極である容器から遠いパイプ内面は研磨されない為、パイプ内面に陰極を設置すると、内面も研磨する事が出来ます。
このように電解研磨とは電気的なアシストを用いてエッチングしたい箇所を選択的に削る事が出来る化学研磨の一つの技術と言えます。
電解研磨は選択的であるがゆえに、狙った場所を狙ったように削る事が可能で、結果として少ないエッチング量でかなり細かい粗度に仕上げる事が可能ですが、一方で必ず電極を必要とする為、電極を近づけられないような場所(例えば細いパイプ内面)は研磨する事が出来ません。
また、細い部分や薄い部分は電荷が集まりやすく、意図以上にエッチングされてしまったり陰極と陽極が接触した場合はショートして穴が空いてしまったりします。
電解研磨を施した製品の特徴として、下記の3点があります。
電解研磨製品としては主に下記のような製品です。
パイプ状のワークの場合、陰極である容器から遠いパイプ内面は研磨されない為、パイプ内面に陰極を設置すると、内面も研磨する事が出来ます。
このように電解研磨とは電気的なアシストを用いてエッチングしたい箇所を選択的に削る事が出来る化学研磨の一つの技術と言えます。
電解研磨は選択的であるがゆえに、狙った場所を狙ったように削る事が可能で、結果として少ないエッチング量でかなり細かい粗度に仕上げる事が可能ですが、一方で必ず電極を必要とする為、電極を近づけられないような場所(例えば細いパイプ内面)は研磨する事が出来ません。
また、細い部分や薄い部分は電荷が集まりやすく、意図以上にエッチングされてしまったり陰極と陽極が接触した場合はショートして穴が空いてしまったりします。
電解研磨を施した製品の特徴として、下記の3点があります。
電解研磨製品としては主に下記のような製品です。
用途
洗浄性の向上、微粉末の難付着性、強靭な防錆効果、耐薬品性の向上、加工変質層がない。
性質
・処理面が非常に滑らか(滑沢)である。
・緻密な不動態化皮膜が存在する。
・耐食性に優れたクロムが濃縮した層(クロムリッチ層)が存在する。
・緻密な不動態化皮膜が存在する。
・耐食性に優れたクロムが濃縮した層(クロムリッチ層)が存在する。