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亜鉛−コバルト−鉄 3元合金めっきプロセス
高耐食性の表面処理法として亜鉛系の合金めっきが世の中に登場してはや十余年になります。今や単に耐食性に優れるだけでなく、その色調や外観をも要求されるようになって来ました。当社は、これら市場の要求にマッチしたプロセスとして3元系の亜鉛-コバルト-鉄合金めっきを推奨しています。亜鉛-コバルト-鉄の3元合金とすることにより、ハイレベルの耐食性能を持つ黒色クロメート皮膜が得られます。
なぜ、亜鉛-コバルト-鉄なのか
コバルトは、わずか1%程度の共析で、ニッケル10%共析に相当する耐食性向上効果があるといわれています。また、近年問題視されつつある亜硫酸ガス雰囲気に強いことも亜鉛-コバルト合金めっきの大きな特徴です。亜鉛-コバルト合金でも耐食性に優れた黒色クロメート皮膜を得ることができますが、さらに鉄を添加することでいっそう防錆力の強い黒色クロメート皮膜を得ることができます。また、電析時のコバルトと鉄の相互作用により、2元(亜鉛-鉄、あるいは亜鉛-コバルト)のときに比べて外観や共析率がより幅広い電流密度範囲にわたって均一化することが確認されています。
なぜ、亜鉛-コバルト-鉄なのか
コバルトは、わずか1%程度の共析で、ニッケル10%共析に相当する耐食性向上効果があるといわれています。また、近年問題視されつつある亜硫酸ガス雰囲気に強いことも亜鉛-コバルト合金めっきの大きな特徴です。亜鉛-コバルト合金でも耐食性に優れた黒色クロメート皮膜を得ることができますが、さらに鉄を添加することでいっそう防錆力の強い黒色クロメート皮膜を得ることができます。また、電析時のコバルトと鉄の相互作用により、2元(亜鉛-鉄、あるいは亜鉛-コバルト)のときに比べて外観や共析率がより幅広い電流密度範囲にわたって均一化することが確認されています。

特徴
- クロメート処理により、耐食性に優れた黒色皮膜が得られます。
- ジンケートベースの浴で、均一電着性が良好です。
- 幅広い電流密度範囲で合金比率が均一です。
- 一般的な亜鉛めっきの設備や工程をそのまま使用できます。
- ラック、バレルいずれの処理法も可能です。
- 物性やトルク係数は、一般的な亜鉛めっきと同等です。
- 強いキレート剤を使用していないので、排水処理性は通常の方法で問題ありません。
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